小さいけど、泥つきのタケノコが手に入ったので、子供と観察。
まず泥を落とし、大きな皮を2.3枚をむきます。
根元のぼつぼつしたところ(根)をそぎます。
穂先も切っておきます。
熱が通りやすく皮もむきやすいように、上から縦に切れ目を入れます。
さて、あく抜きです。
糠&唐辛子が有名ですが、うちには無いw
代用として、生米を使うことに。
タケノコのあくとは?
毒ではなく独特のえぐみ、だそうですが、私はそのえぐみを味わったことはありません(^o^;)。
成分はシュウ酸やホモゲンチジン酸など。
シュウ酸はカルシウムと結合して、えぐみ感が抜けます。ゆでるだけでもあくは出るそうです。
ホモゲンチジン酸は、アルカリ性でえぐみ感が押さえられるそう。
重曹を使うとより簡単らしいのですが、タケノコの風味がなくなるそうです。
昔、某テレビ番組で実験した結果、米ぬか入れても入れなくても、生米でも、あくの残存量は同じだったとか!?米ぬかはタケノコの風味をよくする効果はあるみたいです♪
生米はと言うと、そのでんぷんにあくが吸着して、あくとりになるということです。なので、生米と重層でもいいし、小麦粉を使ってもいいらしい。(笑)。
なんでもありみたいですが、日常の調理ではそんなに気にすることなく、あるもので代用で全然OKな感じみたいですね。
ポイントは若いタケノコほどえぐみが少ないので、若くて新鮮なタケノコならゆでるだけでも大丈夫らしいです。
ちなみに、気になるおろし大根であくとり。
大根に含まれるパーオキシダーゼがホモゲンチジン酸に結合することでえぐみがなくなる方法で、食べやすい大きさに切ったタケノコを大根おろしに1−2時間つけておくだけなのだそうです。
さて、タケノコを1時間ゆでて竹串が通ったら一晩そのまま置いておきます。
そして、ゆで汁から出したタケノコは軽く洗い皮をむきます。
こういう経験はいいですね。子ども達もおそるおそる皮をむき進めます(^^)。
そして、真っ二つ。
竹には節がありますが、これの数は増えないのだそうです。
竹はすくすくと大きくなりますが、この節と節の間がどんどん伸びるのだそう。
竹の中が空洞なのはすくすく伸びるためだったんですね。
そして、たけのこは根菜煮にしたところ(^^)。
今日の夕飯が楽しみです。
posted by morinaga at 09:19| 神奈川 ☁|
食育&簡単クッキング(子供と一緒)
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